この記事を読んで、すごく感動しました。
私は、フィンランドの小学校にインターンシップをした経験もありますが、
この記事の中のビデオの通り、フィンランドでは宿題はほとんどありません。
先生が生徒を一人一人気にかけ考えていて、アートや音楽、裁縫の教育にも力を入れ、
生徒の発想力をのばすために力を入れています。
主科目以外にも色んな経験ができるので、一人一人の生徒が自分の得意なこと、好きなことが見つけやすい環境だと思います。
そして、移民も含めてフィンランドに住んでいる人全員がフィンランドの教育を平等に受けることができるのは本当にすごいです。
そのことについて、フィンランド人の友達と話したら、
フィンランドは宿題がほとんどないことについて彼女が、
「親もあんまり子供に色んな習いこととかやらせすぎるのはよくない。
こどもは、フリー時間がとても大切なの。
自分で何が好きかを見つける力を育むのもそうだし、
時には、何もすることがなくて“つまらない”って感じることも大事。
“人生は時にはつまらないものだ”って知るべきなの。
いつも“楽しい”時間であるわけがない。
いつも人と一緒にいる必要もない。
じゃないと、つまらない時間が良くないと考えて、最悪の場合はドラッグに手を出してしまうこともある。」
って話していて、
「人生は時にはつまらないものだって知ることが大事」っていうこの考え方が目からうろこでした。。。
そういう考えがベースにあるから、フィンランド人は一人の時間や、何もしない時間も大事にするし、沈黙になっても無理に話したりしようとしないのかと腑に落ちました。
私は、なんか忙しいのが正義みたいな感覚があったなと自分を振り返りました。
いろんな予定が詰まっている、充実した日が素晴らしいみたいな。
だから予定が何も入っていないと、なんか物足りないって思ってしまっていました。
この友達の言葉は、何より私にとても響きました。
予定がたくさんある日も、予定がない日も、全部自分の人生の大切な時間。
ー関連ブログー
フィンランドの小学校の授業の進め方や仕組み インターンシップ①
写真は、この間ハイキングに行った時の写真です。フィンランドはもうすっかり秋の色に変わってきました^^
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