【妊娠生活】フィンランドでの妊娠生活 「ネウボラ」について  

お久しぶりです。

実は今、妊娠8カ月目です^^

初めての妊娠。

子供は欲しいなぁと思っていたので、赤ちゃんができて素直に、とても嬉しいです。

ただ、嬉しさもつかの間、妊娠初期のつわりが想像以上にしんどくて、

ずっと寝て吐いての繰り返しで、ブログを書くのがだいぶ久しぶりになってしまいました。

今は、もう体調も安定しているので、少しずつ妊娠生活について書いていこうと思います。


今日は、フィンランドの「ネウボラ」という仕組みについて書きたいと思います^^

↓ちなみに、下の写真の右側の小さい冊子が、フィンランドの母子手帳です。


去年の11月に生理が遅れているのに気づき、もしやと思い確認したら、妊娠していました。

日本と同じような、尿をかけて妊娠チェックするキットは、スーパーに売っています。

私は、Prismaで買いました。


◆妊娠がわかると、まずネウボラへ

看護師の友達に教えてもらって、ネウボラに電話でアポイントをとり、地域のネウボラに行って、妊娠したことを伝えました。

そこで、尿検査をして妊娠が確定しました。


◆ネウボラとは?

ネウボラというのは、フィンランドの子育て支援の仕組みで、看護師の資格をもったネウボラさんが、妊娠初期から定期健診や面談をして妊婦をサポートしてくれる仕組み・人のことです。

各地域にネウボラがあります。


ネウボラの内容としては、

・妊娠期間の定期健診(毎回1時間程)

・血液検査やエコー検査をする病院の予約手配

・生まれた子供の定期健診やワクチン注射

・また新生児の育児で疲れたお母さんにベビーシッターのサービスも提供してくれます。

そして、費用は全て無料です。(移民の場合は、フィンランドのSocial securityに登録している人)

さすが福祉の国フィンランド。

有料のプライベートの病院に通う人もいるそうですが、フィンランド人のほとんどの人がネウボラを利用しています。


そして、英語で対応してくれるネウボラさんもいて、私は英語で対応してもらっています。


◆ネウボラでの定期健診について

定期健診は、妊娠6ヶ月目までは月に1回でしたが、出産が近づくにつれて、頻度があがるそうです。

毎回、尿検査、体重、血圧、ヘモグロビンチェック、赤ちゃんの心拍の確認をします。

検査が終わったら、ネウボラさんと体調の変化や睡眠、食事の状態を聞いてくれて質問をしたりしています。


基本的にネウボラさんは同じ人がずっと担当してくれます。代えたい場合は、お願いできるそうです。私の担当のネウボラさんは優しい40代くらいの女性で、話しやすくて満足しています。


ネウボラでは、上記の検査以外はできないので、

血液検査、エコー検査、糖負荷試験は、中央病院で受けました。

その予約もネウボラさんがやってくれました。


あと、Maternity grant (育休中にもらえるお金の申請)や、Child benefit (日本でいう児童手当)、フィンランドの有名?なベビーボックスの申請書の書き方もネウボラで教えてもらいました。

この申請やいくらくらいの補償があるかについては、別のブログに書きます。


◆フィンランドでの妊娠生活の感想

日本で出産をしたことがないので、日本との比較はできませんが、

今のところ、すごく満足しています。^^

同じネウボラさんがずっと担当してくれるので、どんどん相談しやすくなってきますし、

私が外国で初めての出産ということも考慮してくれて、親切にしてくれます。

他の国の友達(フランス、クロアチア、ブラジル)も、フィンランドで出産しましたが、

「何も心配しなくてもシステムがすごくちゃんとしてるから、大丈夫だよ」

と言っています。

来月、実際に出産する病院や分娩室の見学に行くので、

その様子もブログに書きたいと思います。





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