違う言語を話すと考え方が変わる 日本語はヒエラルキー

フィンランド人の友達と話していた時のこと。

彼は日本に半年留学していて、そのあと韓国にも1年留学経験があり、アジアの文化を少し知っています。

私が中島みゆきの糸をウクレレで弾きながら歌っていたのですが、

歌詞をじーっと見て、

「縦の糸、横の糸・・・面白い考え方だぁ。こんな発想俺達にはない。」

と言っていました。確かにこの歌詞を説明してもなかなか理解しにくいのかも…

「アジアの考え方って根本的に全然違うよね。だからすごく面白い。

日本語を勉強するまで、話してる相手の歳とか、自分との関係を考えることなんてなかった。

ヒエラルキー(階級)に当てはめて考えたことなかった。

フィンランド語は、すごくフラットな言葉で、敬語とかないし、上司も名前で呼びすてで、話し方も別に変えない。

けど、日本語や韓国語だと、年上を敬う必要があって、話し方を変えないといけない。

日本語をどんどん勉強していってふと気づいたら、周りの人をヒエラルキー(階級)に入れながら話している自分にびっくりした」

と言っていました。


フィンランド語は彼Heも彼女SheもどちらもHänという同じ言葉で、

世界で初めて女性大統領が就任した国でもあり、職業の性差がないよう男女平等に小さい頃から教育されています。

ヒエラルキーと聞くと強烈でしたが、日本は縦社会だから、フィンランド人からみたらそう感じるのは無理はないなと思いました。


また、彼は韓国人の彼女がいた時期があったそうで、

彼女のお母さんを名前で呼ぼうとしたら彼女に注意されたらしく、

それもまたすごく変に感じたそうです。

日本もそうですが、彼女のお母さんを名前で「けいこ」とか呼んだらビックリしますよね。

韓国では、「彼女のお母さん」と呼ばないといけないらしいです。

日本や韓国では、相手がどういう立場の人かというのをより意識しているのかなと思いました。


私は、こっちに来てから、友達とはずっと英語で話していて、敬語がなくてすごく楽です。

日本で会社の人とランチ行った時、後輩と先輩が混じっている場で話したら、敬語とため口で話し方換えるのややこしかった~。

このブログで、40歳や50歳の友達の誕生日パーティに招待されたと書きましたが、

自分より10歳以上の人を“友達”って呼ぶの日本語だとちょっと違和感があるなとブログを書きながら感じました。

日本語だったら、「会社の先輩」とか「講習会で知り合った人」とかグループわけみたいになってしまう。

でも、英語だとどんなに年が離れていても、仲良くなったら全員友達。それ以外の言葉が逆にない。

友達と呼ぶとすごくフラットに感じるし、面白い。


私は、1年アメリカに留学していたことがありますが、

その時は、「I think~」私はどう考えるか自分の意見を言い続ける環境で、

すごく自我が出てきたように感じました。

日本語は主語がなくても成立しますし、自分の意見よりも周りの意見が尊重される文化です。

でも、英語だと自分の主張が大事。

英語を話していると、自分がより確立されていくような感覚になったのを覚えています。

これは日本語を話している時にはなかった感覚でした。


言語と文化は密接な関係にあるとは言いますが、

違う言語を話していて、自分の考え方や感じ方がその文化に影響され、

変化しているというのは、すごく面白くて不思議なことだなと思いました。


そして、こういう何気無い会話からフィンランドのこと日本のことを再認識できてよかったです^^







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