先週末、Mölkky(モルック)の世界大会がPoriで開催されました。
Mölkky(モルック)というのは、フィンランド発祥のボーリングとビリヤードを足したようなゲームで、老若男女問わずだれでも気軽に楽しめるフィンランド定番のゲームです。
私も、言語学校に行っている時に、クラスメートと遊びましたし、公園や庭で遊んでいる人をよく見かけます。
ルールはとってもシンプルです。
上の写真の一番右の棒を投げて、1~12の番号が書いてあるピンを倒します。
・1本倒れたらそのピンに書いてある番号が得点(11番のピンだけ倒れたら11点)
・複数本倒れたら、倒れたピンの数が得点(2番と10番のピンが2本倒れたら2点)
・ピンが倒れたら、その倒れた位置に立てて次の人が投げる(どんどんピンが広がっていく)
先に50点ぴったり得点した人が勝ちです。
1点でも50点をオーバーすると、25点に戻り、また50点をとるまでやります。
高得点を狙おうと1本だけ倒すのは案外難しく、
10点取りたいのに隣のピンを倒してしまって、2点だけになってしまったり、
相手が50点にならないように、相手チームの取りたいピンを遠くに飛ばしたりと、
コントロールと戦略が必要な面白いゲームです。
世界大会は、毎年行われているらしく、3年に1度は本場のフィンランドで開催されるそうです。
今年は、全192チームの出場でした。(1チーム4人)
なんとはるばる日本からも6チームも日本代表として大会に出場していました!
出場チームの大半は、フィンランドで、スウェーデン、エストニア、フランス、ドイツ、といった海外からも出場がありますが、アジアからはトルコと日本だけです。
一番遠いのは日本じゃないかなと思います。すごい~!
私は、フィンランドに来るまで、Mölkky(モルック)を知らなかったので日本代表の人に会えてビックリです。
↑これは、国別対抗試合の時の日本代表チーム。フィンランドと戦っていました。
↑これはフィンランド対トルコ。トルコ人は水色のポロシャツを着ている若者チーム。
フィンランド人はみんな還暦をすぎたシニアチーム。老若男女問わずできるゲームっていいですね。
そして、シニアチームが勝っていました。
シニアチームは全然力が入っていないのに、確実にピンを倒していてさすがでした!
↑これは、フランス対トルコ。フランスでもMölkky(モルック)は盛んなようです。
フランス人の友達は、フィンランドに来る前からモルックを知っていたらしい。
決勝戦は、フィンランド対エストニア。
エストニアは勝てばフランスに次いで2カ国目となるフィンランド以外の優勝国になるところでしたが、惜しくも負けてしまいました。
1位. Janetzk1DreamTeam (フィンランド)
2位. EESTI (エストニア)
3位. Wood Pub (フィンランド)
4位. AVM 1 (フランス)
準決勝、決勝戦はかなりのハイレベルで見ていて面白かったです。
大会の様子や決勝戦はこちらのサイトからYoutubeで見ることができます。
日本代表チームは、ベスト64で全チーム敗れてしまったそうです。
でも、遠路はるばるこんなアウェイもアウェイな中、200チーム中64位は素晴らしいと思いました。
ちなみに、日本モルック協会のホームページはこちらです。
定期的に練習しているそうですし、メンバーも募集されているようなので、ご興味のある方是非。
世界大会には、大会場所に行ける方なら参加可能とのことで、フィンランドやヨーロッパ在住の方で参加したい方もOKだそうです。
ちなみに、次回の世界大会はフランスだそうです(^0^)
日本代表のみなさんおつかれさまでした~!!
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