日本の小学校と違うと感じたところ インターンシップ②

前回に引き続き、フィンランドの小学校でインターンシップについて話をしたいと思います。 


日本の小学校と違うなと感じたところ4つ 


1.休み時間は外で遊ばないといけない 

休み時間は毎回15分間です。 

どんなに寒くても、外で遊ばないといけません。 

休み時間に校舎の中にいる生徒はいませんでした。。! 

先生は交代で外に出て、見回りをしていました。 

私がインターンシップをしていた時期は、-15度前後の日もありましたが、みんな外で元気に遊んでいました。 


上下セットのスキーウェアのような上着を着て外に出ると、そこまで寒さも苦ではありません。

 サッカーやアイスホッケーのようなことをして遊んでいました。 


マイナスでも雪が降っても、小さい頃から毎日外で遊んでいると、フィンランドの厳しい寒さに負けない強い体に育つのでしょう。


 2.低学年と高学年の交流が多い 

私の担当していた1年生のクラスは、毎週水曜の1時間、5年生の生徒と一緒にボードゲームをする時間がありました。 

5年生にルールを教えてもらいながら、一緒に楽しそうに遊んでいました。 


他の日に、1日運動をする日があったのですが、その時も、5年生が、ゲームの審判役になって、1年生のクラスを遊ばせていました。

担任の先生は、何もせずに、少し離れたところで立って見守っているだけでした。 

5年生の2人がその場を任されて、1年生の面倒を見ていました。 

(蛍光オレンジのベストを着ているのが5年生です)



 少し年の離れた子と遊ぶ機会って少ないから、こういう時間を学校が提供しているのって素晴らしいと思いました。 

お兄ちゃんお姉ちゃんの存在って子供にとってすごく楽しい存在だと思います。

そして、高学年の生徒は、年下の生徒の面倒を見ることによって、責任感が養われるし、自分よりできない子の目線に立って教えてあげることができるようになるので、お互いにとってとても大事な経験だと思います。 日本でもやった方がいいと思いました。 



3.アイススケートの授業がある 

これは日本の地域によって違うと思いますが、関西出身の私にとって、とても新鮮でした。 当たり前ですが、普通にみんなうまかったです。 

動画は6年生の女の子の体育の授業の様子です。


 たくましいですね。 私は歩けるレベルのスケートスキルなので、こんな風に遊べる彼女たちが羨ましかったです!  


4.編み物の授業がある 

フィンランド人って、けっこう編み物をする人が多いです。 

冬になると、カフェや図書館で毛糸の靴下やマフラーを編んでいる人を見かけます。 

一度、バーで飲みながら編み物をしている人を見かけて驚きました。笑 

フィンランドでは、毎週編み物の授業があるそうです。 

女の子も、男の子も、一緒に編み物をしていました。 


平昌オリンピックで、フィンランドのアスリートが、精神を落ち着かせるために、毛糸を編んでいるシーンもニュースで見かけました。  



フィンランド人にとって、編み物は生活の一部になっているんだなと感じましたし、

それが、小学校の授業からも伝わってきました。


次回は、フィンランドの小学校の給食について書きます。


ーインターンシップ関連ブログー


       

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