クロアチアの友達のこと

フィンランドに来てから

フィンランド人の友達だけでなく、

私たちのように海外から移住してきた友達もたくさんできました。

今日はその一人を紹介しますヽ( ・ิ∀・ิ )ノ


フィンランドでできた友達はヨーロッパの国が多くて

スペイン・フランス・ドイツ・アメリカ・スロベニア・クロアチア・・・

みんな個性的ですが、私にとって一番新鮮なのは

昨日のブログにも少しでてきたペーターです☆


彼は、クロアチア出身で、職業はフォレスター。

日本で言うとフォレスターは林業関係のお仕事。

私はフォレスターって職業に全然馴染みがありませんでしたが、

森を育てて管理する仕事なんだそうです。

奥さんのヨレナもクロアチア出身で同じフォレスター。

夫婦で仲良くしています♪


フォレスターなだけあって彼らは自然にすごく詳しい

この前のベリー摘みやキノコ狩りもペーターとヨレナと一緒に行って、

どれが食べられるキノコかどうか、採ったキノコの処理や調理方法などを教えてもらいながら、キノコ狩りをしました。

キノコって上から見たら葉っぱと同じだから、ぱっと見で全然見つけられないんですが、

彼らはサクサク見つけちゃう٩( ᐛ )وさすが!


釣りもフィンランドに来て初めてペーター夫妻に連れて行ってもらって、

けっこう簡単に楽しくできることを知りました☆彡


私はアウトドアとかあんまり興味なかったんですが、

彼らと一緒にいると、自然の中で遊ぶのがどんどん楽しくなります(*'∀'人)

これは自然豊かな(というか自然しかない笑)フィンランドを楽しく生きる必須スキルだと思うので

彼らと仲良くなれたのは私たち夫婦にとってとても大きいです╭( ・ㅂ・)و ̑̑ !


何故、彼らがフィンランドに来たのかその理由を聞いて驚きました。


もともとクロアチアで就職するつもりだった彼らですが、

クロアチアの政治が嫌になって国を出たそうです。


というのも、今の現状だと何をするのもコネが必要でコネがないと仕事に就くのは無理らしいです。

それでも何とかインターンシップに参加できたらしいんですが、

そのインターンシップが終わり誰を採用するか決める時期が近づいた時、

ペーターの同僚も上司も全員がペーターが採用にふさわしいと考えていたのに、

最終的に採用されたのは、

パソコンの電源すら付けられないような誰が見ても自分より仕事のできない人。


これに愕然とし、クロアチアの現状に嫌気がさして、森林がたくさんあり林業が盛んなフィンランドに2人で移住してきたそうです。


フィンランドには空きの仕事がたくさんあるそうで、フィンランド語さえできれば就職可能とのこと。

フィンランド語コースで勉強し、フィンランド語を習得して、就職できるように頑張ると話してくれました。


彼らは私たちと同じ20代後半。


私たちも同じ海外からの移住ですが、仕事はここに来る前から決まっていたので、

仕事が決まるかどうかわからない状況で自分の国を出て、新しい土地で生活を始めるというのはすごい決断だなと感心します。なんだかひと昔前のドラマや映画みたいです。


二人ともすごく優しくてユーモアがあって面白くて、一緒にいて楽しい。

そして何より自然に詳しく、生きる力を持っているのできっと上手くいくだろうと思います。

そんな彼らとここで一緒に生活できることは、私たちの人生にとってもとてもプラスになり有難いなぁと感じています(*´︶`*)




北欧フィンランドの暮らし

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